こんにちは。
1月31日(火)〜3月3日(金)の期間営業、無事終了しました。
一ヶ月とは言え実質平日の二十日間(4日×5週)しか開いていないお店に、ご都合を合わせてご利用いただき、誠にありがとうございました。
「喫茶だけでも利用はできますか?」とお帰りの際に何度か訊かれました。
10時以降であれば大抵の場合は大丈夫ですと答えていたのですが、日によっては当日でも入れる時もあれば、お待たせしてしまうためお断りする時もありました。
気が向いたらふらっと立ち寄れるのがカフェの良さ、気安さであるのに、お客様には本当に申し訳ございませんでした。
ぜひまたの機会をお待ちしております。
営業終了後の恒例のメニューの説明です。
今回は真冬の季節なので、見た目からしてあったかく、寒さを乗り切り免疫力を高める滋養となりそうな献立を考えました。
個人的には、あったまるイメージといえば、湯気の立つお椀。ということで、たまには和食を取り入れてみます。
具沢山の汁物に、沖縄の太い生もずく。自家製めんつゆに黒酢と生姜の酢漬けを合わせたタレで頂きます。
ピンクのドリンクは、“飲む点滴” 甘酒と生ベリーのスムージーです。甘酒が苦手な方にも、ベリーの酸味で飲みやすくなるせいか、美味しいと喜ばれました。
根菜たっぷりの汁物。塩漬けの鯨の皮下脂肪を使ったくじら汁、濃厚な旨みと歯応えが特徴の種鶏を根菜と煮込んで麦味噌で仕立てたさつま汁、白菜と生椎茸の入ったまったりとした味わいの粕汁など、その時により変わりました。
メニュー表以外の画像は、お客様からご提供頂きました。ありがとうございました😊
腸活和膳と勝手に銘打った一皿目ですが、いつものワンプレートに盛り込むにはまとまりが付かないため、二部構成にしたのでした(笑)。
続いてメインプレート。今回のオーブン焼きは、焼きカレーグラタン。
その昔、両親が旅先で入った喫茶店で出会った焼きカレーの話を、母から折に触れて聞かされていました。
春先ながら急な冷え込みで、歩き疲れ震えながら飛び込んだお店で、珍しいメニューを見て注文したところ、チーズがトロトロで火傷しそうなカレーの美味しさに、身も心もあったまり元気回復したそうで。あまりに何度も繰り返すので、真冬の熱々料理のイメージその2は焼きカレー。
そのお店では当然ながらご飯のカレーですが、私はパンのおかずになるようにジャガイモにしてみました。バターやミルクで柔らかく仕上げたマッシュポテトと、スパイシーなキーマカレーを重ねています。食べたときによりとろけるように、層の間に溶けるチーズを散らしています。
焼き上がりに卵黄をのせて提供。卵黄を崩して中身と絡めて食べたら、たしかに身も心もあったまりそうです。
サラダは、冬場ならではの豊富な種類の葉っぱ類をレタスにミックスしました。ワサビ菜、ケール、サラダ春菊など。
今が旬のブロッコリーを舞茸とオイル蒸ししたものを乗せ、パプリカや紅大根なども散らして味と食感のアクセントに。
分厚く切った蓮根の素揚げを、揚げたてで乗せて仕上げます。蓮根はフライドポテトみたいで本当に美味しいですね。お客様からは下味を付けていますかと何度か訊かれましたが、塩も何もしない素揚げです。土の中の塩分だけでも素材は美味しいのだと、あらためて気付かされました。
和風にリンクして、ノンオイルの梅ドレッシングを添えました。
スィーツのひとつ、焼き芋のフィナンシェ。表面がカリッとするくらいまでリベイクし、ラムレーズンのアイスクリームをのせました。
飲み物は、冬限定で出したショコラショー、ヴァンショーのどちらも人気でした。
アレンジドリンクは、ラテとチャイ以外に定番は決めていないのですが、お客様から好評だったメニューは、今後も時々登場させようと思います。
皆様、ご利用ありがとうございました。
これからしばらく休眠期間を経て、またいつか再開します。
3月4日
グッドモーニングカフェ